「陰からの一撃」堂場瞬一著

公開日: 更新日:

「陰からの一撃」堂場瞬一著

 交通事故で死んだ被害者が、指名手配中の殺人事件の容疑者・佐木と判明。同夜、警視庁・追跡捜査係の西川の自宅ポストに、佐木は殺人事件の犯人ではなく、犯人は今も逃げ続けていると記された不審な手紙が届く。手紙には、佐木のアリバイを証明する新情報を提供すると、待ち合わせの場所と時間が記されていた。

 差出人は西川に1人で来るよう指示。西川は、待ち合わせ場所に現れた男に凶器で頭を殴られ倒れる。内密に西川を警護するため現場で待機していた同僚の沖田らも犯人を取り逃がしてしまう。

 数日後、監視カメラの映像から西川を襲った屋島という男を逮捕。屋島は闇バイトで請け負い西川を襲ったと話す。

 未解決事件を再捜査する「警視庁追跡捜査係」シリーズ最新刊。

(角川春樹事務所 902円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    藤川阪神のドラ1指名は高卒投手か…最速150キロ超で《潜在能力の高さは世代ピカイチ》

  2. 2

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  3. 3

    谷原章介長男の芸能界挑戦で改めて感じる器の大きさ…実父・いしだ壱成と共演の可能性も

  4. 4

    目黒蓮“おバカキャラ封印”でますます上がる俳優業のハードル 「何をやってもキムタク」化の不安

  5. 5

    小泉孝太郎を他者第一にした "師匠"いかりや長介の教え

  1. 6

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  2. 7

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 8

    失敗を失敗でなくしてくれた…ふかわりょうの恩人に対する深い愛情

  4. 9

    森七菜の移籍トラブルと重なる伊藤健太郎の不義理退所…チラつくステージママの影

  5. 10

    昇格決定的の中日・井上二軍監督は立浪監督と何から何まで“正反対”《明るさと社交性のある熱い男》