“フジ昼の顔”任された「タモリの後釜」伊藤アナが抱える不安
とは、放送関係者。フジのエースと呼ばれ、亀山千広社長から信頼されているだけあって、評判は上々だ。
■打開のカギは大先輩のアドバイス?
一方で、こんな見方もある。
「その『知りたがり!』が昨年3月に打ち切られるまで、視聴率3~5%と低迷していました。それを考えると、前途洋々とまではいえないと思いますよ。日テレ『ミヤネ屋』に太刀打ちどころか大きく水をあけられ、7年連続の年間視聴率3冠王を日本テレビに奪われる引き金となってしまった過去があるのですから、亀山社長の言う通り、夏までが勝負でしょうね」(スポーツ紙芸能デスク)
視聴率低迷のテコ入れも期待されているだろうし、先達のタモリ並みのトークも望まれているだろう。「タモリの後釜」というお茶の間の目もあり、重責は計り知れない。元フジテレビアナウンス部長の露木茂氏はかつて、日刊ゲンダイ本紙連載で伊藤アナについて、こう書いている。
<僕が心配しているのは忙しすぎること。そして彼の生真面目な性格です><アナウンサーは映画や芝居を見るのも仕事のうちですが、次の日に番組があると、どうしても外出が面倒になる。すると自分の“貯金”はすぐに底をつく。人脈がないとどこかで壁にぶつかる。単なる司会者で終わらないためにも、インプットする時間を大切にして欲しいと思います>
大先輩のアドバイスが本人に届くかどうか。