映画大苦戦 北川景子の「悪夢ちゃん」が“正夢”になる恐れ

公開日: 更新日:

 12年に日本テレビ系で放送された連ドラを映画化した北川景子主演の「悪夢ちゃん The 夢ovie」が観客動員に苦戦中だ。

 同局をあげて大々的に宣伝し、全国271スクリーンと大規模上映されているが、初週の動員は13万人弱で興収は約1億5000万円。ランキングも初登場7位とふるわず、公開直後にもかかわらず、一般ユーザーのツイッター上には、「悪夢ちゃん、ガラガラで貸切状態」などと書き込まれるほどの不入りだという。

「この数字だと最終的には7億に届くかどうか。ドラマの平均視聴率は11.5%と平凡だったが、北川の代表作にしようと事務所のプッシュで映画化が決定。同作には脱税問題を抱えていたGACKTが出演しているため、お蔵入りになる可能性もあったが、GACKTが“無罪”となり、なんとか上映にこぎ着けましたが、厳しい数字です」(映画関係者)

■ももクロと限定ユニット

 映画の主題歌には北川の事務所の後輩の人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」を起用。ももクロと北川が限定ユニットを結成したり、公開前日の今月2日にはももクロメンバーが出演した特別ドラマが放送されたが視聴率もパッとせず。

「もっと、ももクロに依存するならするで徹底すればいいのに、公開初日の舞台あいさつには動員しなかった。ももクロファンの引き込みに失敗した」(映画ライター)

 北川にとっては見たくない悪夢が現実となってしまったようだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方