現場で“女王様待遇”も…武井咲に数字が伴わないジレンマ

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 撮影現場での下にも置かない“女王様待遇”が想像できるが、武井にはまだ名実ともに「女王」を名乗れない最大の弱点がある。視聴率だ。この3年で7作品ほど連ドラのヒロインを演じているが、どれも平均視聴率は10%前後とチョボチョボ。胸を張れる代表作がなく、今回の「すべてがFになる」も初回視聴率が11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、物足りない数字だった。

 しかも、「第2話は10.6%に下がってしまった。1話で見切った視聴者が多かったということです。ヒトケタも時間の問題でしょう」(テレビ局関係者)。

 数字に恵まれないにもかかわらず、主演作が途切れない理由はもちろん、所属事務所オスカープロのパワーゆえだろう。しかし、事務所の威光だけで生き永らえるほど甘い世界ではない。

「大ヒット映画『るろうに剣心』ではヒロインを演じましたが、自身の主演ドラマにはお客を呼び込めなかった。つまり、あくまで主演・佐藤健の“添え物”的な扱いだったということです。現場での評判は悪くありませんが、女優にとって普段の人柄なんて評価の対象外ですからね」(芸能プロ関係者)

 ドラマ界の女王に必要なのは、一にも二にも数字の実績ということだ。

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