高倉健さん 私生活が“神秘のベール”に包まれていたワケ

公開日: 更新日:

 冠婚葬祭の一切に顔を出さないことも徹底していて、映画界のドンと呼ばれた東映・岡田茂氏の葬儀にも参列しなかった。しかし、その裏では「別れた元妻の江利チエミさんの命日には毎年欠かさずお墓参りをしていました。大原麗子さんが亡くなった時も葬儀には参列しませんでしたが、その後、墓前に手を合わせる健さんの姿が目撃されています。お世話になった人の命日には桐箱に入った線香を必ず送っていました」(前出の芸能ライター)

■晩年に親交が深かったのは…

 映画の役柄そのまま、実直で義理堅く人間味あふれる姿には業界内外にファンが多く、製作スタッフの中には、健さんと会う前には散髪に行き、“斎戒沐浴”して身を清め、普段は着ないスーツを着て臨む者も多かったという。

「晩年の健さんと親しかったのは都内で何軒も中華料理店を経営するオーナーでした。世田谷の自宅にはほとんど戻らず、このオーナーが所有する麻布十番の建物に住んでいたという話もある。最後をみとった人の中にこのオーナーも含まれているのでは」(前出の肥留間正明氏)

 映画界の巨星が消えた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」