オペラ歌手が夢の元幕内・大至さん スナックで毎晩美声披露
「ハハハ、相撲界を離れた後、芸能事務所をいくつか転々としました。その間、相撲甚句やポップスのCDを4枚リリース。ライブを月に2、3本こなし、ミュージカルにも出演するマルチ歌手としてやってきた。だけど、自分自身、どうもしっくりこないんですよ。そんな折、東日本大震災が起き、復興支援ボランティアで気仙沼に赴いたところ、ひょんなことから『気仙沼線』という復興支援ソングを歌うことになりましてね。と同時にボランティアで知り合った方と一緒に仕事をやることになったんです」
「それが『ビバビーグル』って空気清浄器を扱ってる会社で、そこがカラオケスナックをオープンすると同時にコンサートやライブの企画、スポーツアスリートのマネジメントも行い、ボクが契約第1号になった次第です」
店は去年9月5日に開店したばかり。大至さんは社員として夕方5時から深夜1時まで店にいて、毎晩10曲ほど美声を響かせているとか。
また、スナックの酒の肴の定番は乾きモノ。だが、「ひびき」では月に何度か、大至さん手製のチャンコが登場する。