出産で勘当 試食に通い大根使い回した広田レオナの20代
「本当に、生きてるだけで大変で、無造作に置いてあるベビーカーを見て、持って帰りたい衝動に駆られた時は、あまりにも情けなくて涙が出ました。それでも、改めて思い出すと、周りに助けていただいていたことがよく分かりました。周囲に子どもを産んだことを内緒にしないといけなかったから……。息子が保育園の頃、<お母さんの料理で好きなものなぁに?>って聞くと、<大根飯!>って言ったんです(笑い)」
時を経て、極貧経験が幸せな宝物になったようだ。