芸能界2世タレント 俳優「成功」歌手&お笑い「苦戦」のなぜ?
またまた、2世タレントがワンサカ出現して話題になっている。
「お父さんは寡黙なタイプだったのに、本当によくしゃべる。そのギャップもあって面白い」とお茶の間の関心を集めているのが、故・蟹江敬三の長男で、俳優の蟹江一平(38)。先週の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)でもそんなキャラクターを発揮、バラエティーでのブレークもありそうだ。
一方、6月にCDデビューすることになったのは故・松田優作を父に持つ新人歌手Yuki(ユウキ)だ。母は松田美由紀、兄の龍平と翔太は売れっ子俳優とあって「恐るべき芸能一家」との指摘も。音楽活動を始めたのは12年だが、素性を隠し、実力で上がってきたというのである。
それにしても、日本の芸能界は“世襲制”で、芸能は家業かと言いたくなるほど。親譲りのルックス、知名度はもとより芸能界とのコネも強いのだろうが……。2世にしてみれば、芸能界は生まれた時から慣れ親しんでいるため、ごく自然に同じ進路を選んでしまうのかも知れない。
もっとも、タレントとして生き延びることができるかどうかは別物。甘やかされ、わがままだったり、常識を知らずに問題を起こし、才能がなかったりで消えていく2世も少なくない。