レベッカ内定情報も…懐メロに“目玉”頼るNHK紅白の苦境

公開日: 更新日:

 大晦日のNHK紅白歌合戦にレベッカの出演が内定――。スポーツ紙は「これで目玉が決まった」みたいな騒ぎようだが、ちょっと待ってもらいたい。レベッカってそんなに凄いバンドだったっけ?

「80年代は日本のロックバンドとして初めてアルバムのミリオンセールスを達成していますが、その頃でさえ『紅白』には呼ばれていません。NHK関係者は“80年代の音楽シーンを代表する存在”なんて言ってますが、つい最近、15年ぶりに再結成したことから、むしろ12年に再結成して紅白出場を果たした『プリンセスプリンセス』と同じく“懐メロ”枠ということでしょう」(レコード会社関係者)

 この時期の「内定情報」は、NHKがそれだけ出演交渉に苦戦している結果では、とのうがった見方もある。

「昨年はすったもんだの末に中森明菜のサプライズ出演も果たしました。もう残っている紅白未出場の目玉歌手は、ずっとオファーを断られ続けている井上陽水や松山千春、竹内まりやぐらいしかいないでしょう。しかし、竹内は夫の山下達郎がどうしてもクビをタテに振らない。結果、“昔の名前”のバンドや歌手に頼るしかない」(あるプロデューサー)

 紅白といえば、離婚騒動の渦中にある高橋ジョージがNHKドラマで演じた「たどころ晋也」名義でCDデビュー。

 紅白狙いを公言していたが、ホントにジョージが“目玉”になったりして。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情