元気の秘訣は「肉食」 瀬戸内寂聴“93歳”でも衰えぬ執筆意欲

公開日: 更新日:

「想像していたものより立派な万年筆でびっくり致しました。とても仕事ができそうです」

 副賞であるパーカーのデュオフォールド センテニアル万年筆(10万8000円)を受け取り、にこやかに喜びを語ったのは僧侶で作家の瀬戸内寂聴先生(93)。「第12回万年筆ベストコーディネイト賞2015」が24日に行われ、“万年筆が最も似合う著名人”のひとりとして選ばれたのだ。

 1957年に文壇デビューして以来、万年筆で原稿を書き、数々の話題作を世に送り出し続ける女流作家である。“万年筆クイーン”の称号は今回が初とは意外だが、この日は寂聴先生の元気な姿をひと目見たさに多くの関係者や報道陣が集まった。

 昨年5月の背骨の圧迫骨折に続き、同9月には胆のうがんの摘出手術を受け、今年4月に11カ月ぶりの法話を行ったばかり。齢(よわい)90を越えての手術ともなれば、体への負担が尋常でないのは想像に難くない。が、“寂聴節”は健在で「万年筆を使うと発想がパッと変わる。わたくしの場合は手を使うことが大事。皆さんもラブレターを書く時に鉛筆で軽く書かないでしょ?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」