紅白初出場の山内恵介 人気の秘密は意外性とサービス精神

公開日: 更新日:

■男性演歌界の“会いに行けるアイドル

 08年、「NHK歌謡コンサート」で北川大介、竹島宏とユニット「イケメン3」を結成し知名度がアップ。翌年発売のシングル「風蓮湖」で、曲の舞台である北海道でプロモーションを行い、ラジオやテレビで取り上げられるようになった。

「山内が売れたのは、178センチ、58キロというモデル体形に切れ長の目のしょうゆ顔というビジュアルのよさ、ダジャレやオヤジギャグ連発トークの意外性、旺盛すぎるサービス精神にある」(音楽ライター)

 その後、「会いに行けるアイドル演歌歌手」を売りに、年100回以上も全国のショッピングモールを中心にキャンペーンを続けた。駆けつけたのは、韓流ブームに見切りをつけた熟年女性たち。握手会で目を見つめながらささやき、手を握りしめたまま、もう一方の手で肩を抱く山内のスキンシップを受け、メロメロに。1回でCD1000枚を手売りする人気者となった。

「数時間がかりで握手しても、愚痴ひとつこぼさない。『同じ夢を追いかけてくれるファンがいなければ、僕は存在しない』と、ガチのサービスがモットー。応援ブログが次々開設され、出待ち、追っかけするファンが後をたたないのも当然。演歌新時代の“後家殺し”です」(女性週刊誌記者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???