【ジャニーズ事務所】“帝国”に残されたもうひとつの課題

公開日: 更新日:

「ジャニーさんはエンタメにしか興味がなく、お金にはノータッチ、実質的な経営者はメリーさんです。芸能界やテレビ、広告業界ににらみを利かせ、二人三脚で大きく成長させてきた。ジャニーさんとメリーさんの年収は、8億9000万円とも。同じエンタメ業界で東証1部上場、売上高が1400億円のエイベックスGHDの松浦勝人社長でも4億円です」(芸能ライター)

 今やCD、映画製作、チケット販売、グッズにファンクラブ運営など関連会社十数社を束ねるエンタメグループの中核だ。SMAPをはじめTOKIO、V6、KinKi Kids、嵐など15グループ、近藤真彦などソロ12人、300人超ともいわれるジャニーズJrを抱える一大帝国を築き上げた。

「90年代以降の急成長の原動力になったのがSMAPです。さすがにピーク時の勢いを失ったとはいえ、それでもテレビの出演料やコンサート、CDなどで年二百数十億円を稼ぎ出しているともっぱら。それが解散となれば、売り上げの4分の1が抜け落ちる可能性があったわけです」(前出の芸能ライター)


 一般企業なら屋台骨が傾きかねない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"