“米倉&篠原”お休み中も…国仲&広末“W涼子”がさえないワケ

公開日: 更新日:

 リストラされ、婚約も破棄された後に科捜研に入った役で、「そういうわけで私は今、失業するわけにはいかないんです!」とかムキになるところは、国仲らしいコミカルな味が出ていたが、あとは白衣姿で淡々と捜査していて、個性はあまり出てなかった印象だ。

 国仲はなんといっても朝ドラ「ちゅらさん」(01年)の元気いっぱいの若い頃のイメージが強すぎて、沢口靖子のような“美人おばさん科捜研”になるには遠そうだ。それに、パクリものだとドラマ自体に人気が出ず、復活は難しいだろう(視聴率8.1%)。

 広末と国仲の2人の涼子は若かりしころ一世を風靡しただけに、かえって、四十路を前に潰しが利かない存在になっている。米倉&篠原がともにお休みのクールだったから、チャンスではあったが……。

「涼子」という4人の同年代女優! “涼子カルテット”と呼ばれるほどに浮上するためには、国・広コンビはいい脚本が必須。いっそ脇役に徹したほうが得策じゃないか?(作家・松野大介)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで