自主公演も懸命に 海老蔵の双肩にかかる麻央の最先端治療
9日、都内のホテルで記者会見を開き、妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)が乳がんを患っていることを公表した市川海老蔵(38)。人間ドックで病気が発覚してすでに1年8カ月。当時は「途方に暮れた」と率直な心情を吐露した海老蔵は「これ以上、早く(マスコミに)見つからなくて良かったという本音と、辛抱して支えきりたかったなという本音と、公になってホッとする部分の3面があります」とも語っていたが、これまでもこれからも、のしかかるのは巨額の医療費だ。
保険が適用範囲の治療法や薬を選べば高額療養費制度も利用できるが、保険外の特殊な治療法や国内未承認薬を選択した場合、金額は一気に青天井になるからだ。
「アメリカでは標準治療薬として使われていても国内未承認の抗がん剤を患者の申し出で使用すれば月100万円以上の薬剤費は避けられない。たとえば現在は保険適用されましたが、あらゆるがんに効くといわれる画期的新薬オプジーボは1瓶で73万円。成人男性が2週間に1回、1年間の治療を続けた場合、約3500万円もかかります」(医療ライター)