川崎龍介さんが語った「サンバルカン」途中降板の裏事情
「この曲、80年に松任谷さんがリリースしたアルバム『SURF&SNOW』のB面に収録されてる『サーフ天国、スキー天国』の原曲なんです。ボクが歌ったらパッとしなかったのに、歌詞とアレンジを一新して松任谷さんが歌ったら、ウインターソングの定番になっちゃいました」
その後、「萩本さんご本人からスカウトされ」、人気バラエティー「欽ちゃんのドンとやってみよう!」にレギュラー出演。また、特撮ドラマ「太陽戦隊サンバルカン」の主人公、バルイーグル・大鷲龍介に抜擢され、子供たちの憧れの的に。しかし、大鷲龍介は23話で突如姿を消した。
「視聴者をあきさせないためのリフレッシュが理由でした。台本を渡されるまで知らなかったんですが正直、内心ホッとした部分もありましたね。それというのも……」
近畿大学時代、19歳で結婚し、一人娘がいたのだ。
「仕事を求めて単身上京し、たまたま加山さんの付き人になったんであって、よもや自分が歌手に、しかもアイドル候補としてデビューするなんて思ってもいなかった。プライベートなことを話せずにずっときてしまい、それがとっても心苦しかったんです」