元「トライアングル」上野真由美さん 芸能活動に意欲再燃
「あら、うれしい。きっと10年前くらいからお稽古してるフラダンスとハワイアンキルトのおかげね。ゆったりして心が癒やされるハワイアンミュージックを聴きながら、体と指先を動かしてると、ストレスなんてどこかに吹き飛んじゃう。これがワタシの一番のアンチエイジングよ」
もうひとつのストレス発散がカラオケ。もちろん、十八番はデビュー曲「トライアングル・ラブレター」だ。
「気がつくと振り付きで歌ってる。あのメロディーが体に染みついちゃって、すっかり“パブロフの犬”状態で、ハハハ」
■「ぜひ、お声をかけて下さい」
さて、名古屋市西区生まれの上野さんは中3の時、あるオーディションで見いだされ、中学卒業と同時に上京。渡辺プロダクション「新人班」に所属し、文化女子大付属杉並高校(現・文化学園大学杉並高校)で学びながらレッスンを重ねた。
「トライアングル結成に関して、“キャンディーズ解散により、急きょトリオを組んだ”みたいなストーリーが伝わってるじゃないですか。でも、それは間違い。キャンディーズさんが解散宣言された77年7月17日の日比谷野音のコンサート時点で、すでにワタシとクーコ(大塚邦子)、ミッチ(森光子。解散後、ロマンポルノに出演した小森みちこ)の3人は、すでキャンディーズさんの妹分として活動するためにレッスンを受けてましたから」