著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

不倫ラッシュは下半期も続く? 世間の関心度が高まる法則

公開日: 更新日:

 芸能ニュースの主役はいつの時代も男と女の話である。「熱愛、結婚、離婚」をベースに「破局、三角関係、不倫」まで、さまざまに男女の形は変化するから話は尽きない。今年はベッキーをきっかけに政界も含め前例がない「不倫」ラッシュが続いている。そのせいか、優香妻夫木聡といった大物の結婚も不倫慣れした世間には刺激が少ないのか、少し盛り上がりに欠けた。

 不倫報道は週刊誌が発端でスポーツ紙、テレビが後追い。多角的な目線で報じることで関心度が増す。不倫は「幸福と不幸」が背中合わせ。ベッキーも不倫ピーク時は、「卒論(離婚)まで」などと“ゲスの極み乙女。”の川谷絵音との幸福そうなやりとりがLINEで伝わってきた。一方で妻は悩み苦しむ構図が生まれ、ワイドショーでは喧々囂々、井戸端会議で盛り上がる。

 情報番組担当者によれば、「女性に不倫ドラマが受けるように現実の不倫ネタを好む。当の男性と妻、不倫相手の女性の3人が芸能人だと、より関心も高くなる」という。実際、不倫話で欠かせない石田純一の場合も「役者の妻ですから」と寛容に対応しながら離婚を決断した松原千明。堂々と取材陣をかわしていた長谷川理恵と、三者三様の対応があったことで盛り上がりを見せた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方