ドラマ秋の陣で差くっきり 絶好調テレ朝が日テレを抜く日

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 秋の新ドラマは“テレ朝祭り”となった。「相棒シーズン15」はシーズン13以来の登場となった仲間由紀恵が好評で、2時間超の放送枠で初回視聴率15.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と健闘だし、「ドクターX~外科医・大門未知子~」も泉ピン子を迎えて20.4%と高視聴率をマーク。

 ひと桁視聴率が当たり前の連ドラ氷河期とは思えないスタートダッシュに、「この2つのドラマには勝てっこない」と他局が白旗を揚げている。

 作家の松野大介氏が言う。

「『相棒』は男性高齢者も巻き込み、『ドクターX』は米倉涼子と同年代のアラフォー女性がメーンで、どちらもテレビ好きの層を取り込んでいる。新シリーズごとのメンバーチェンジも奏功、主役が勝利するマンガ的な展開が見ていて痛快です。水谷・米倉世代の視聴者はこのままシリーズを重ねても支持するのではないか。米倉の決めゼリフをもじれば『テレ朝、失敗しないので』となります」

「相棒」は年明けに再び映画化され、連ドラ人気に拍車もかかる。来週には「科捜研の女」の新シリーズもスタート。こちらも視聴率が安定しているだけに、この秋はテレ朝の独壇場で、日本テレビとの年間視聴率争いも注目されている。

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