「水俣病問題」を通して浮かび上がる人間の矛盾と葛藤
劇団俳優座「海の凹凸」
脚本(詩森ろば)と演出(眞鍋卓嗣)と演技、美術、音楽、照明、衣装の絶妙なアンサンブル(調和)に加え、舞台に「目に見えない気迫」がみなぎった。
舞台は1980年代の東京。小さな印刷屋を営む安元栄司(志村史人)は、国立大の助手・宇田純一(塩山誠司)から「水俣病など、市民の自…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り855文字/全文995文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】