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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

誰も信頼できなかった岡村隆史を救った元グラドルの一言

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「他の番組と違って、キュッと心が苦しくなるような、そんな気持ちでレインボーブリッジを22年間渡ってまいりました」(岡村隆史フジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」3月31日放送)

 ついに「めちゃ×2イケてるッ!」が3月31日の放送をもって、約22年にわたる歴史に終止符を打った。その最終回で、ナインティナインの岡村隆史(47)は、「めちゃイケ」の収録でお台場のフジテレビに向かう時、ワクワクするような気持ちになれたことは一度もなかったと告白した。

 しんどかったり、苦しかったり、痛かったり。常に精神的な負荷がかかっていたと吐露した言葉を今週は取り上げたい。彼が最も心がキュッと苦しくなりながら収録に向かったのは、恐らく2010年11月の復帰回だろう。

 岡村は「めちゃイケ」のエースとして、伝統の枠「土曜8時」を守ってきた。だが、2010年にその無理がたたったのか、体調を崩し長期休養に入った。復帰時期は未定――。もしかしたら、もうテレビで岡村の勇姿が見られなくなるのではないかと思われた。だが、わずか約5カ月で岡村は奇跡の復活を果たしたのだ。

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