安藤サクラに直撃 柄本一家との奮闘が朝ドラになったら…

公開日: 更新日:

「母としても妻としても、家庭に入るべきなのかなって、ずっと考えていたんです。とくに乳飲み子のときは、付きっきりでいなければいけないと。だから、お話をいただいたときは悔しかった。このタイミングかーって」

 気持ちを変えさせたのは、支える家族がいたからだった。義母の角替和枝は「この仕事をやらないなら、事務所もこの仕事もやめちゃいな」と言い放ち、「柄本のお父ちゃん(柄本明)も夫(柄本佑)も『なんでやらないの? やればいいじゃん』って。うちのお父ちゃん(奥田瑛二)からは『これは挑戦じゃなくて冒険だ』と。皆から背中を押してもらって、覚悟を決めたんです」

 インスタントラーメンを生み出した今井福子(安藤)と立花萬平(長谷川博己)夫婦の知られざる物語を紡ぐ本作。いつか安藤・柄本一家の奮闘ぶりも、朝ドラの題材になりそうだ。そのときはファミリー総出で、それぞれ本人役を演じることになりそうだが……。

「家族全員巻き込んでやるってことですよね? わ、わ、頭が混乱しそうだけれど、面白そう! 今回の朝ドラでもいろんな自分を発見中なんですが、自分で自分を演じたら、さらに新しい一面が発見できそうですね(笑い)」

 勢いがある女優は、常にポジティブだ。
(取材・文=小川泰加)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり