イッテQ打ち切り必至「ザ!世界仰天ニュース」にも波及か
創業40年以上のX社は少数精鋭で、必要に応じて現場ごとに現地でスタッフを採用するスタイルを取っているという。それでも「ロケ終了後の会食では女の子のいる店をセッティングしてくれるなど、かゆいところに手が届くサービスで業界では評判上々」(民放キー局関係者)なんだとか。
得意先の一社である日テレの求める映像を撮るために「ヤラセ」という名の忖度が働いたことも考えられるが、総合演出やプロデューサーとして番組に関わる同局社員が「企画の内容を知らぬ存ぜぬということはありえない」(日テレ関係者)という。
そうなると、10年以上に及ぶ人気企画を体当たりでもり立ててきたタレントの宮川大輔(46)は、身内に裏切られた気分にもなるだろう。一部では、宮川自身も内情について何かしら聞かされていたのではないかと報じられているが、「その真偽は分かりませんが、今後、祭り企画が再開されず終了になるようなら、宮川さんは“番組から降りる”と言っているそうです」(前出の日テレ関係者)
26日の定例会見で大久保好男社長は、過去に放送した番組も調査していると報告した。しかし、参加者への賞金授与はなかったなどと全面否定した“初動ミス”はデカイ。それに加え、他番組への余波、そして出演者の降板をも辞さない発言……。日テレに報告書とDVDの提出を求めている放送倫理・番組向上機構(BPO)のジャッジ次第では、番組打ち切りでは済まないことになるのは必至である。