元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が
「でも、ギャラは安かったですよ。交通費こそ出ましたが、1回1万円とか3000円。収録は関西以外なんで、移動の労力を考えたら全くのボランティア。でも負けず嫌いやから、声をかけられたら出たなるんです。テレビって一種の麻薬よね。アハハハ」
高額のギャラは、もっぱら大食いイベントのゲスト。ピンキリだが、1回30万円のこともあったそうだ。
「そうかいうて、保険の契約に有利になったワケやないですね。世の中、甘くはありません」
もちろん「大食い」出場が縁で友人も増えた。
「ジャイアント白田さん、魔女菅原さんら歴代王者と親しくなったのも財産。オーストラリアやニューヨークにまで行けたんですから感謝しかありませんね」
未婚。母と2人暮らしだ。
(取材・文=高鍬真之)