埼玉イジリが話題 映画「翔んで埼玉」を観た県民の反応は
「埼玉あるあるが、てんこ盛りで面白かったです。“ダ埼玉”は事実なのでイジられるのは仕方ない」(40代・男性)、「群馬の近くに住んでいて本当に何もない所です。イジられても別に嫌な思いはしません」(30代・男性)、「埼玉県民が楽しめる映画だと思います。ネタと分かるのでディスられている感じがしない。埼玉がアピールできていいと思う」(10代・女性)。さすが埼玉県人! プライド度外視で、映画に対して好意的な人が多かった。
ところが、“ライバル”千葉県に話が及ぶと感情をムキ出しにする観客もいた。
「埼玉にはヒエラルキーがあります。大宮と浦和は他の埼玉と一緒にしないで欲しい(大宮在住)。千葉なんかライバル視していませんよ。だって向こうが下だから」(10代・女性)、「さすが千葉には勝っていると思います。東京ディズニーランドは千葉にあるくせに東京に便乗しているだけでしょう? すごく楽しい場所だけど」(40代・男性)
他の都道府県出身の埼玉県民の意見はどうか。
「仕事の関係で1年前から埼玉に住んでいますが、埼玉県民は郷土愛がないと日々感じていました。名産品、お土産、観光スポットなどを聞いても考え込む人が多い。映画を見て共感しました」(静岡出身の40代・男性)
日刊ゲンダイ記者の失礼な質問にも笑顔で答えてくれた埼玉県民は、やっぱりさすがだ。