元“ageモ”の奈々子さんは地元・名古屋で敏腕経営者に転身

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 約40平方メートルのサロンはピンクを基調とした内装で、ロココ調の姫系家具が置かれ、ピンクと白のバラのブーケが彩りを添える。名古屋近郊だけでなく、わざわざ北海道や九州からも定期的に通う奈々子ファンがいるという。

「お客さまはプリンセスなんですね。それで、ゆっくりおくつろぎいただくため、完全予約制にしました」

 オープンには、母親からのアドバイスがあった。

「ageモを始めて4年ぐらい経ったころ、『いつまでもモデルを続けられるか分からないんだから、身につけたビューティーテクニックやお稽古を生かした仕事をしてみたら?』と」

 最初に手がけたのは、無添加の自然派基礎化粧品「マドモアゼルナナコ」シリーズ。これが好評だったため、サロンもオープンすることに。

「今思うとシフトチェンジして良かったですね。タイミングもピッタリでした」

 大きなお世話だが、開店資金は?

「総額900万円ほど。全部自己資金で、それまでの芸能活動で貯めたお金です」

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