斎藤工もかつて出演 世界に羽ばたく“2.5次元舞台”の魅力

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「日本を代表する人気作品を海外にお届けする。責任重大ですし、世界の厳しい目にさらされるということで、かなりの覚悟と緊張を持って現地に乗り込みました。ところが会場でお客さまの顔を見た瞬間、そんな思いは杞憂だったなと。会場の前方の列を埋め尽くす思い思いのコスプレに身を包んだお客さま。惜しみない声援。スタンディングオベーション。この作品が海を越えてやってくるのを本当に待ちわびてくれていたんだ、と胸が熱くなりました」

 パリでは、関係者から出演者全員に舞台裏でユリの花がプレゼントされたというエピソードも。フランスではユリの花は王家の紋章にも使用される高貴な花で、花言葉は「尊敬」と「称賛」だそうだ。

 日本の新たな文化として存在感を放つ2.5次元舞台。劇場には若者や女性が多そうだが、気掛かりは、オジサン世代が行っても浮かないか。

「ファンは舞台しか見ていないので、『浮いてる?』という心配は無用です。オジサンをチラ見する人がいたとしても『今までと違う客層の人に支持されてる、うれしい!』的なチラ見かと。オジサン世代、ウエルカムです!」と哀川さん。

 勇気を持って最初の一歩を踏み出せば、新たな世界が待っているかも。

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