フジ復活のカギ…三浦春馬「TWO WEEKS」は女心を掴めるか

公開日: 更新日:

「前クールの『パーフェクトワールド』のように、最終回の数字が初回や全話平均を上回っているのは、熱心な視聴者がいる証拠。火9は低視聴率枠なんていわれていますが、ドラマの評価そのものは決して悪くありません」と、テレビコラムニストの亀井徳明氏がこう続ける。

「『TWO WEEKS』も毎週、目が離せない展開になるはずです。尻上がりに数字を上げていくこともある。2クール目に入った『あなたの番です』(日本テレビ=日曜夜10時30分)のように、毎回の爽快感はなくても、ネットで熱く語られるドラマは、数字が後からついてきます。それに日本版の脚本を担当する山浦雅大氏は、4月期に放送されていた『家政婦のミタゾノ』(テレビ朝日系)や、映画『ハルチカ』(17年)など、キャラクターを立てるアレンジが評価されている。その手腕に期待ですね」

 三浦の地上波GP帯の連ドラ主演は、2014年1月クールの「僕のいた時間」(フジテレビ系)以来で、今回は初の父親役だ。

「久々に連ドラ登場の三浦が、どれだけ女性の心を捉えられるか。視聴率を左右する大きなカギでしょうけど」と亀井徳明氏。

 イケメン俳優が見せる演技に、世の女性がどんな反応を見せるか。

(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」