仙道敦子は脇役で存在感だが…夫・緒形直人の気になる今
NHK連続テレビ小説「なつぞら」で、広瀬すず演じる主人公・奥原なつの親友・小畑雪二郎(山田裕貴)の母・小畑妙子役を演じている女優といえば、仙道敦子(48)。おっとりとした雰囲気ながらも、気の強い姑・とよ(高畑淳子)にもはっきりと物を言い、父親の期待を裏切った息子を応援するしっかり者の母親役がすっかり板についている。
仙道といえば、80年代後半から90年代前半を代表するトレンディー女優のひとりだった。
15歳で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、19歳の時に長渕剛主演のドラマ「とんぼ」(TBS系)で長渕の妹役を演じ、一躍、人気女優に。90年には「卒業」(TBS系)や「クリスマス・イブ」(同)など1年に7本ものドラマに主演。歌手としても活躍したが、人気絶頂期の93年に、当時、こちらも絶頂期にあった俳優の緒形直人(51)と結婚した。
「人気も実力も好感度も抜群だった2人の結婚とあって、当時はかなり話題になりました。緒形直人の父親である緒形拳さんに2人の結婚のコメントを求めに神奈川の自宅をアポなしで訪れると、『素晴らしい女性が息子の奥さんになってくれてとても感謝しています』と、優しい口調で語ってくれました」(芸能ライター・弘世一紀氏)