土曜の夕方に「ドラえもん」家族での視聴習慣は根づくのか

公開日: 更新日:

 後番組は、深夜帯で人気の「マツコ&有吉 かりそめ天国」。裏番組で10%以上稼ぐ「爆報!THEフライデー」(TBS)や「NHKニュース7」と数字を争うことになるが、「マツコも有吉も人気のピークは過ぎたのでは」(前出のテレビ業界関係者)なんてシビアな意見もある。

 いずれにせよ、金曜日の夜を心待ちにしていた子どもたちにとっては、“大人の思惑”なんてどうでもいいだろう。

「ちょっとドライすぎる感じがしますね」と、コラムニストの桧山珠美氏はこう続ける。

「子どもの塾通いを理由に放送枠を移動させるのも、不思議です。そもそも、中学受験などで本格的に塾に通い出すのは小学4年生あたりから。『ドラえもん』や『しんちゃん』の視聴者は、もう少し幼いでしょう。子どものためというのなら、アニメの枠を移すのではなく、増やせばいい。“損して得取れ”ではありませんが、テレビ離れといわれる今こそ、子ども向けのコンテンツを強化し、将来の視聴につなげていく必要があると思います。それに土曜日の夕方というのも、どうでしょうか。出かけている家族も多いですよ」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方