令和の大女優候補 清野菜名の超ストイックな女子会ライフ

公開日: 更新日:

 オンエア中の「オープンハウス」のCMで、転校生役の長瀬智也に密かに恋心を抱く生真面目な小学生の学級委員長役を演じているが、このキャラもまたどハマり。まるで「ちびまる子ちゃん」にそのまま出てきそうなキャラクターが清野の素に最も近そうだ。

 もっとも、ただの“かわい子ちゃん”ではないところが、清野の評価をますます高めている。中学時代はバスケ部に所属。走り高跳びで160センチをクリアして全国大会に出場した。映画「バイオハザード」のミラ・ジョボビッチに衝撃を受け、アクション女優になる決心をし、高等専修学校在籍中はアクション部に所属。アルバイトをしながらアクションを磨く日々を送り、19歳の時に2014年公開の映画「TOKYO TRIBE」(園子温監督)で風俗嬢のヒロイン役に抜擢された。

「フルヌードの濡れ場や激しいアクションシーンなど、ハードルの高いシーンの連続で、当時無名だった清野の登場に観客はド肝を抜かれました。以降、アクションのできる女優としての地位を確立しましたが、彼女の本来持つ、そこ抜けに明るい性格や、我慢強くストイックに演技を追求する熱心さが、女優としてのスキルをものすごいスピードで上げていった感じがします。その経歴や容姿から、第2の綾瀬はるかと言われていますが、綾瀬を超える日も遠くないかもしれません」(弘世一紀氏)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」