「やすらぎの刻」で好演 清野菜名が“国民的女優”になる日
2017年4月から9月まで放送され、シニア層に人気を博したテレビ朝日系の帯ドラマ劇場「やすらぎの郷」。その続編「やすらぎの刻~道」が8日、満を持してスタートした。
老人ホーム「やすらぎの郷」に入居する男女それぞれの明暗の他に、石坂浩二演じる脚本家の菊村栄が執筆したシナリオ「道」が映像化される……という構成。
「道」は、昭和初期から今の時代を生き抜く無名の夫婦の物語となっており、その若き日のヒロインを演じるのが、女優の清野菜名(24)だ。
「透明感と清潔感がある美しさでありながら、どこか親しみを感じてしまう部分がある。その上、運動神経抜群で、アクション女優としても活躍中。今や国民的女優となった綾瀬はるかさんと清野さんには共通点が多いと思います」と話すのは、芸能ライターのエリザベス松本氏だ。
清野は、昨年10月期に放送された日本テレビ系ドラマ「今日から俺は!!」でヒロインの赤坂理子役を熱演。懐かしの聖子ちゃんヘアをなびかせ、キレッキレのアクションを決めていた。その甲斐あって、4月6日に開催された「ジャパンアクションアワード2019」で、「今日俺」でのアクションを評価され、「最優秀アクション女優賞」を受賞。授賞式には欠席した清野だが、「世界に負けないアクションを日本から作って、これからもアクションを盛り上げていきたいと思います」とのメッセージを寄せたようだ。