夜の公園で棒術の稽古…ディーン・フジオカの厳格な私生活
その秘密は彼の徹底したボディーコントロールにある。「ダメ恋」や「IQ」の収録終わりに何度となく追跡取材を試みたが、ディーンはいったん自宅に戻るとなかなか外出しない。アルコールをほとんど口にしないため、人気俳優にありがちな「夜の徘徊」はほとんどしないのだ。
夜、たまに家から出てくると、スタスタと公園に向かい、ひとりで黙々と「カリスティック」という棒術で使う木の棒を振り回す。ディーンは中国武術と中華剣にもたしなみ、忙しいスケジュールの合間を縫ってひとり黙々と汗を流す。これをテレビ画面で見ればさまになるのだろうが、夜の公園だと少し怪しげな雰囲気で、時に警察官の職務質問を受ける姿も見かけた。
また、「ダメ恋」の収録時、ディーンは東京・五反田のインドネシア大使館近くのマンションに住んでいた。大使館近くのボクシングジムのトレーナーはこう証言した。
「ある日、ディーンさんが突然、『ここで練習をさせて下さい!』とジムに飛び込んできたんです。『見覚えのある人だな』とは思いましたが、まさか朝ドラの五代さんだったとは……。ボクシングの技術はありましたよ。動きが凄くシャープで奇麗だったのが印象に残っていますね」