工藤静香&松本人志は炎上…芸能人“コロナ発言”への違和感
ほかにも、著名人がコロナウイルスに関して自身の見解を発信し、非難を浴びるケースが増えてきている。
ダウンタウンの松本人志(56)は、5日放送の「ワイドなショー」(フジテレビ系)で、休業要請による補償問題が話題になった際、「ホステスさんが休んだからといって、我々の税金では、俺は払いたくない」と発言した。緊急事態宣言の効力が発生した8日には、元オリンピック代表の陸上選手でスポーツコメンテイターの為末大氏(41)が、その日の朝のJR山手線の乗車率が35%減に留まったことを受けて、「出勤しちゃうんだ」とツイッターでつぶやいた。
■松本人志、為末大、川口春奈を分けたもの
「松本さんは“ホステス=高給取り”という思い込みから発言したのでしょうが、ホステスの中には生活に困窮しているシングルマザーもいます。為末さんも朝の通勤ラッシュ時の電車通勤の経験があれば、あのような発言はしなかったと思います。誰だってこんな状況で朝の山手線に乗りたいとは思わないでしょう。同じ8日に、お笑いタレントのカンニング竹山さんが、『直撃LIVE グッディ!』に出演して、前日に陽性が判明したお笑いコンビ『たんぽぽ』の白鳥久美子さんについて、『普通に生活しているだけで……恐怖を感じた』とコメントしましたが、『その普通が一般人とかけ離れている』と非難されていました。それほど世間は、著名人の行動や発言に過敏に反応する状況になっているということです」(前出・弘世一紀氏)