「エール」で窪田正孝に“接吻”伝授…堀内敬子の過去と転機

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 新型コロナウイルスによる自粛要請の影響もあるのか、NHKの連続テレビ小説「エール」はコンスタントに視聴率が20%台を超える回が増えている。1964年東京五輪の開会式で流れた「オリンピック・マーチ」の作曲家・古関裕而と、妻で歌手の金子がモデルのドラマだ。

 主演の窪田正孝(31)の好演が目立つが、そんな窪田を食うような存在感を見せているのが、銀行の同僚役の堀内敬子(48)だ。今週はダンスホールの踊り子との初恋に舞い上がる窪田を「接吻ね。接吻しかないわ!」とたきつけ、さらに“予行演習”と称して窪田の唇を強引に奪おうとした。

「思わず笑ってしまいましたが、朝ドラではなくコント番組を見ているような気分になりました。銀行の支店長や事務員が総出で新人行員の恋の悩みの相談に乗り、“接吻大作戦”に乗り出すのはさすがに無理があるのでは。ただ、堀内さんはコメディーからサスペンスなど、さまざまなジャンルの作品に対応できる実力派。あのドタバタ劇が空回りにならなかったのは彼女の演技力のたまものでしょう」(芸能評論家・佐々木博之氏)

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