酒井とおるさんは酒で強気に…タクシー運転手と喧嘩の過去

公開日: 更新日:

■無礼講の正月には飲んで舞台へ

 三十何年前くらい、新花月という劇場があったんですよ。正月は無礼講で、お酒飲んで舞台に出ていいってことで、飲む気がなかったけど、先輩方が「正月だから飲め飲め」と勧めてきて飲んでた。

 角座と新花月を掛け持ちで出て、1つに3回出るから3往復して計6回、漫才をやる。新花月で演ったら角座、角座終われば新花月に戻る。戻るたびに先輩方が「飲め飲め」と勧めるから、ヘロヘロになって、6回目の漫才なんか何をしゃべったか全然覚えてない。相方のアニキが言うには「立ってられへんくらい酔ってたから抱えて頭を肩にのっけて最後の舞台を務めた」らしい。

 1人で帰れないからアニキがタクシーで送ってくれて。僕は窓から顔を出して、「オエオエ」とえずいてたと。アニキはもともとそんなに飲まないし、僕の醜態を見て「しっかりせなあかん」と、その日も飲んでなかった。えらい迷惑かけたな。

■店を持っている師匠と付き合うと朝まで

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方