ブラマヨ小杉君はNSCの生徒時代から素人の声ではなかった
小杉君の何が目を引いたか? とにかく声がデカかった! 特別に力を入れて話しているわけでもないのに大きいだけじゃなく、よく通り、当時から「素人の声」ではありませんでした。正直「凄いな、この子!」と思いました。
NSCの最初の授業で20項目の「心得」を書いたプリントを渡しますが、10項目目に「発声は最も重要! 聞こえないと伝わらない=人を笑わせない! 自分がどれだけの声を出せるのかMAXを目指せ! 目標はブラマヨ・小杉君」と個人名を挙げています。この自粛期間中、リモート出演で小杉君をよく見かけるのは、パソコン越しでもしっかり聞き取れる声量の効果も大きかったと思います。
■「倒れる前に体重減らせ!」
M―1で優勝した年、関西の番組で、毎週生中継先で3~4分間の漫才をさせられていました。前にお客さんがいない状況で漫才をやるほどつらいことはありません。私も番組に関わっていたので「台本書こうか?」と言うと「いえ自分たちで考えます。ありがとうございます」と自分たちのネタ作りにこだわった。あの過酷な経験が血となり肉となったのでしょう。
太り過ぎで会うたびにお腹を叩きながら「倒れる前に体重減らせ!」と言ってましたが、先日「マックス120キロから30キロダイエットをして1年キープしています」とメールがありました。これからも体に気をつけながら、吉田君と迫力のある“おもろい漫才”をやってくれることを願っています。