感染未発表も コロナが浮き彫りにしたTV局の不都合な真実

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 コロナ禍で大わらわのテレビ各局。TBS系「サンデー・ジャポン」は司会の爆笑問題田中裕二(55)の他、進行役の山本里菜アナウンサー(26)も陽性で、主要キャストが次々と休養している。

「田中さんや山本アナと共演したスタッフ関係者がPCR検査を受けるとともに、感染予防対策をより徹底しようとしている。やはりどことなくピリピリしてますね」と、放送担当記者は局内の様子を語る。

 このまま感染者が相次いで、バタバタと倒れるなどしたら、番組は立ちいかなくなる。ピリピリするのも当然だろう。そんななか、複数の局に出入りしている放送作家が声を潜めてこう言う。

「ある局の情報番組は若手スタッフがコロナに感染しましたがまだ情報を伏せています。若い人は感染しても高齢者に比べて重症化するリスクが少ないとの認識を共有しているからか現場はパニックには至っていません。いまは基本的に、どこの局もスタジオ収録は最少人数でやっています。スタッフはフェースシールドを装着し、いくつも班をつくり、スタッフルームも班ごとに使っている。関係者以外は立ち入り禁止。これ以上、予防対策もとれないので少しでも冷静に対処していこうという判断なのでしょう」

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