江口洋介のやさぐれ感に歓喜…おじキュンの「真打ち登場」
ドラマ界ですっかり定着した「おじキュン現象」。おじさんにキュンキュンするという意味だ。
最近なら、すでに終了した連ドラ「私の家政夫ナギサさん」(TBS系)の大森南朋(48)を筆頭に、「おじさんはカワイイものがお好き。」(読売テレビ・日本テレビ系)の真島秀和(43)あたりか。また、大ヒットドラマ「半沢直樹」(TBS系)に出演していた香川照之(54)も、憎まれ役だったはずが、いつの間にか出演シーンがあるたびに〈可愛い〉〈半沢を好きすぎて、もはやヒロイン〉なんて歓声を一身に集めた。
「そんなおじキュンブームの中、『真打ち登場!』と思わず声をかけたくなるようなドラマが始まりました」と語るのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。
おじキュンを求める視聴者に勧める連ドラとは、9月19日スタートの「天使にリクエストを~人生最後の願い~」(NHK)。“おじキュンの真打ち”とは、主演を務める俳優の江口洋介(52)のこと。江口が演じるのは、元マル暴で現在は探偵となった島田という男。優秀な刑事だったが、ある事件でわが子を失い、妻とも別れ、いまは自堕落な生活を送っているという設定だ。