半沢直樹で注目 正統派「お坊ちゃま学校」暁星学園の実力
堺雅人(46)の主演ドラマ「半沢直樹」(TBS系)の大ヒットによって、東京・千代田区にある「暁星学園」が注目を集めている。
130年以上の伝統を誇るカトリック系の私立男子校で、幼稚園から高校まで一貫教育を行う。毎年、東大合格者を輩出し、サッカーの強豪校としても知られる。かつてジュビロ磐田に所属した元日本代表の前田遼一(38)も中高サッカー部の出身だ。
実は「半沢直樹」に出演している俳優はこの名門私立校の出身者が多い。東京中央銀行の頭取を演じる北大路欣也(77)を筆頭に、取締役の香川照之(54)、証券営業部部長役を務めた市川猿之助(44)、東京セントラル証券のプロパー社員を演じる賀来賢人(31)も同校OBだ。
「12代目市川団十郎と11代目市川海老蔵の親子、片岡孝太郎と片岡千之助の親子らが青山学院初等部の出身のため、世間的には歌舞伎=青学初等部のイメージが強いかもしれません。ただ、暁星学園も歌舞伎役者や芸能人の子息が通う学校として知られています。開業医や弁護士の子息も多く、いわゆる正統派の“お坊ちゃま学校”。富裕層の親が安心して子供を通わせられるのでしょう」