著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

アベベは俺に「金持ちになると人は変わる」を教えてくれた

公開日: 更新日:

 2020年東京オリンピック・パラリンピック新型コロナウイルスの世界感染拡大により1年後に持ち越されることになりましたが……何があってもやってもらわにゃ困るのが芸能界なのです。

 中止なんてことになれば、日本中が不景気に陥るのは間違いないのだ!! となれば当然、大企業をはじめ、最初に切り詰められるのが宣伝広告費ということになり、スポンサーは減少していく一方となり、芸能界はからっ風に吹きさらされるであろう……怖いよ~! えーい、こうなったら現実逃避で人生ルーレットを回してしまえ!! クルクルクル~カランコロン!!

「ワーワーワー日本頑張れー!!」「円谷行け行けー!!」――うわ~ものすごい人、人、人の波、それにだれもが日の丸の手旗をちぎれんばかりに振っているぞ~? あ、そーかここは1964年、前回の東京五輪が開催されているまさに東京だ!!

 その日、まだ5歳だった俺は、普段からパチンコ屋や競輪場へ連れ回す社会人としてはちょい悪どころか、かなり悪の父親から、いつになく落ち着いた声で呼ばれたのだった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末