著者のコラム一覧
平野悠「ロフト」創業者

1944年8月10日、東京都生まれ。71年の「烏山ロフト」を皮切りに西荻、荻窪、下北沢、新宿にロフトをオープン。95年に世界初のトークライブ「ロフトプラスワン」を創設した。6月、ピースボート世界一周航海で経験した「身も心も焦がすような恋」(平野氏)を描いた「セルロイドの海」(世界書院)を刊行。作家デビューを果たした。

「笑っていいとも!」を使わせて欲しい…「いいとも!」

公開日: 更新日:

 わたしゃ若い連中によく言うんだ。「西荻窪や下北沢のロフトで山下洋輔トリオがライブをやってくれた。ピアノの山下洋輔さん、ドラムの森山威男さん、そしてサックスの坂田明さん。この黄金のトリオがロフトで演奏してくれた。どれだけうれしかったことか!」って。その坂田さんは広島大の水産学科を卒業してミジンコの研究者としても知られ、久しぶりに会ったら「東京薬科大生命科学部客員教授」「広島大大学院生物圏科学研究科客員教授」と書いてある名刺を持っていた。国民的スターになっていくタモリさんの生き証人に語り続けてもらおう。

  ◇  ◇  ◇

平野「タモリさんを世に送り出したのは山下洋輔さん、あと漫画家の赤塚不二夫さんに……」

坂田「それに(TVプロデューサーの)高平哲郎でしょう。彼とは今でも仲良くさせてもらっているが、とにかく<策士>と呼ぶにふさわしい」

平野「高平さんは、1975年に新宿・歌舞伎町のスナック<ジャックの豆の木>でタモリさんとの出会いがありました」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末