いま女子ゴルフで「10代の争い」がアツい!中村心、入谷響、菅楓華ら注目株がギャラリー沸かす
雨の最終日となった女子ゴルフの「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」(埼玉・石坂GC(6585ヤード・パー72)。優勝争いは通算9アンダーで並んだ安田祐香(24)と河本結(24)、中村心(19)の3人によるプレーオフとなり、安田が4ホール目に河本を退け、ツアー通算2勝目を挙げた。
惜しかったのは、主催者推薦で出場したルーキーの中村だ。2023年の日本ジュニアで優勝し、同年の日本女子オープンでローアマにもなった有望選手。13番のバーディーで通算10アンダーとし、首位で18番を迎えたが、1.5メートルのパーパットを外し、プレーオフの1ホール目のボギーで脱落。初優勝が消えた。
最終日を盛り上げたもう一人の新人が入谷響(19)。平均飛距離1位(258.53ヤード)の飛ばし屋は、豪快なドライバーショットで初日からギャラリーを沸かせた。この日は通算9アンダーの単独首位から発進。1番バーディーで幸先のいいスタートを切るも、前半にスコアを2つ落とし、17番のバーディーで安田、河本、中村に並ぶも18番で痛恨のボギー。プレーオフに残れず4位タイに終わった。