V6解散は必然…ジャニーズ帝国が抱える世代交代のジレンマ
ジャニーズの古参グループ「V6」の解散は「必然」だったようだ。活動26年でメンバーは皆40歳の坂を超え、リーダー坂本昌行(49)はことし50歳に。中高年がアイドルをやっていけないということはないが、ここ数年来も売れっ子であり続けていたかというと、どうか。
「ジャニーズは結婚について『するのは自由だけれど、キャーはなくなるよ』とタレントに言ってきました。結婚後の反動はキムタクからしてあり、最近も嵐の二宮和也の妻がアンチの声にさらされています」(ワイドショーの芸能デスク)
V6の場合、6人中4人が既婚者だ。事務所退所を発表した森田剛(42)の妻は宮沢りえ、岡田准一(40)は宮崎あおい、井ノ原快彦(44)は瀬戸朝香、長野博(48)は白石美帆と、同じ芸能界の名だたる美女と家庭を築いている。
「ジャニーズのアイドルとしては、悩んだと思いますよ」と、ベテラン担当記者がこう言う。
「あの井ノ原がといっては失礼ながら、彼がコンサートツアーの初日、舞台上で結婚を発表して、ファンの大ひんしゅくを買ったのは有名な話。疑似恋愛とまではいかないまでも、推し(応援する)グループを見に来たステージでいきなり夢から覚めさせる結果となり、女性ファンを白けさせてしまったのです」