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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

伊集院光が証明し続ける 人間の想像力こそ最大のエンタメ

公開日: 更新日:

「ラジオはね、イケメンって言っときゃ大丈夫だからね」(伊集院光/フジテレビ「ちびまる子ちゃん」3月14日放送)

 アニメ「ちびまる子ちゃん」でラジオ番組という設定の中、伊集院光本人役に声をあてた伊集院光(53)とまる子(TARAKO)の奇妙な対談が実現した。その冒頭でまる子が「いや、なかなかイケメンさんですよ」と伊集院を評したのに対し、返したセリフが今週の言葉だ。

 伊集院がラジオを聴き始めたのは、10歳くらいの頃。5歳上の兄がラジオを布団をかぶってイヤホンで聴いていた。毎晩、布団の中で笑っている不気味な声が聞こえ、お兄ちゃん、どうかしちゃったのかと思い、ある日布団をめくったらラジオを聴いていた。それで一緒に聴くようになったそうだ。

「欽ちゃんのドンといってみよう!」(ニッポン放送)が好きで、読まれたくてハガキを出していたが採用されなかった。「毎回自分より面白い、どっかに住んでる人のが読まれてて、すっごい悔しかったり、そういう人を尊敬したり」していた(「ちびまる子ちゃん」3月14日放送)。

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