“和製マイク・タイソン”大和武士さんが挑む人生のリベンジマッチ

公開日: 更新日:

「もともと、菅原文太さんに憧れてて俳優になりたかったんだ。そのステップにカッコよく思えたボクサーを選んだ」

 上京後、飛び込んだのは名門・ワタナベボクシングジム。86年の全日本ミドル級新人王を獲得して注目を浴び、88年3月21日、日本ミドル級王座を奪取した。

 そして、赤井英和主演映画「どついたるねん」(89年)で俳優デビュー。菅原文太と共演した「鉄拳」(90年)が高く評価され、91年の日本アカデミー賞新人俳優賞に選ばれた。

 その後はリングを離れ、俳優一本に。だが「結局はおごりが原因」(本人)で先述した2度の事件を起こし、どん底を味わった。

 支えたのは20年前に結婚した社交的で明るい奥さん。今は完全に立ち直り、高3の長男、高1の長女のパパだ。

「子供たちは大学に進学させたいし、まだまだ頑張らないとね」

 長女が持参する弁当は毎朝、手作り。最後は父親の顔になった。

(取材・文=高鍬真之)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで