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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

ディーン・フジオカ初の写真集好調でわかった“おディーン様”を支えるコアなファンの正体

公開日: 更新日:

 筆者がライブ会場で取材したファンは、おおむね"おしとやか"な印象の女性が多く、休憩時間に大はしゃぎをすることもなく、売店やトイレの前で静かに列を作っていた。そんな彼女たちが辛抱強くサポートしてくれるおかげで、ディーンの初写真集も好調な売り上げを記録することができたのではないかと考える。

■事務所のアジア戦略を担う貴重な戦力

 そんなディーンは所属事務所アミューズが描く"アジア戦略"の重要な戦力でもある。彼がアジアを股にかけて活躍していることはすでに知られているが、家族が住むインドネシアでライブを開くと、すぐに会場はフルハウスになる。香港や台湾でもディーンの名前を知らないショー・ビジネス関係者は1人もいないだろう。東南アジア、中国語圏では知る人ぞ知るアーティストなのである。

 最近は国際NGO『セーブ・ザ・チルドレン』の活動にも熱心で、アジアの恵まれない子供たちへの寄付活動が、途上国の政府から高い評価を得ていると聞く。

 所属事務所には俳優・アーティストに留まらず、NGO活動を通じてアジアの途上国にパイプを広げていく彼を看板に、マーケットを少しずつ広げていくというプランニングもあるのだろう。

 ディーン・フジオカの活動は、これからのアーティストの新しい方向性を示しているのかもしれない。

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