小池都知事もDaiGoも井戸の中の「蛙の王」に過ぎない

五輪やパラは強行で「お盆の帰省は止めてください」（東京五輪閉会式での小池百合子都知事とバッハIOC会長）　（Ｃ）真野慎也／JMPA

　と言っていたら耳を疑うニュースが入ってきた。ビッグサイトなどの会場にパラリンピックの競技を子供たちが体験できるスポーツ施設を造るというのだ。その中には各スポンサーのブースもあるという。この感染爆発の最中、病床逼迫の状況下で、何を言っているのだ。そんな金があるなら、そこにベッドを並べて野戦病院を造れ。今やるべきことは他にあるだろう。何よりも政府は国会を開け。コロナの蔓延に豪雨の被害。やることは山積みだ。その国会で野党も与党も足の引っ張り合いではなく実質的な施策を検討し合え。その姿を国民は見て選挙に臨むのだ。我々は井戸の中の「蛙の民」ではない。我々こそが社会だ。