著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<49>早貴被告のわがままに手を焼きドン・ファンは離婚届を突きつけた

公開日: 更新日:

 ゴールデンウイーク前に「札幌に行く」と言って田辺を離れた早貴被告は、連休中の5月4日に田辺に戻ってきた。

「社長が烈火のごとく怒って電話をして、それで慌てて早貴が戻ってきたんや。離婚するとか、お手当を払わないというようなことを言ったんだろうけど、詳しいことは分からん」

 アプリコの番頭格・マコやんからの電話を受けて、傍若無人とも見えるような振る舞いを続ける早貴被告の顔が浮かんだ。野崎幸助さんが彼女のわがままに手を焼いていることは分かっていた。ハッキリと言うなら、彼女はドン・ファンをなめ切っていたのだ。

 この少し前の4月中旬には、しびれを切らしたドン・ファンが、「離婚をしますか?」と離婚届の用紙を突きつけている。このときは早貴被告が紙をビリビリに破いたので、ドン・ファンは「ちゃんとしてくださいね」と矛を収めたという。

 食事の支度をすることもなく、掃除も洗濯もしない。話題が豊富でしゃべりがうまいなどということもなく、常時スマホを離さずゲームに夢中になっている新妻に、ドン・ファンがあきれるのは当然だ。一緒に暮らせば、彼女が自分のことを大事に思っていないことも分かったはずだ。足が少々不自由な夫に手を添えようともせず、ひとりでスタスタと先を歩いていく彼女を見ただけで、自分の選択が間違ったことに気が付いていただろう。

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