眞子さま「複雑性PTSD」の深刻影響…このままでは愛子さまや悠仁さまの結婚も困難に
他人のプライバシーや名誉を尊重するのは、マスメディアに関わる人なら基本のキであるのに、なぜ、あれほどヒステリックに報じたのだろうか。考えられるのは、小室批判の記事が載ると雑誌は売れ、テレビは視聴率が上がるからだ。オンラインの普及で週刊誌は売れなくなり、テレビを見ない人たちが増えて視聴率が下がる一方なのだから、確実に売れるテーマがあれば飛びつくのは当然だろう。
さらに、眞子さまや小室さんへの非難なら訴えられない安心感もあったはずだ。もし訴訟の可能性があれば、もっと慎重になったはずである。
もう一つは、女性天皇・女性宮家を潰したい連中が、ネット上でここぞとばかりに小室さん批判を悪用して騒いだからだ。「女性天皇を認めたら、小室みたいなやつが“殿下”なんて呼ばれるんですよ」というわけである。
ところが、これまで非難一色だったのが、最近になって潮目が変わり始めている。その一例が、森暢平・成城大学教授が書いたサンデー毎日「『借金報道』週刊誌に異議あり」などだ。行き過ぎた小室さん叩きや眞子さまの結婚非難に、おかしいと気づいてブレーキを踏み始めたのだろう。メディアは、宮内庁の発表で眞子さまの病気を知った以上、今後は自らが報じた記事がもたらす結果に責任を負うことになる。