人気の日テレ「オモウマい店」は100軒あたって放送可能が1軒 低予算と苦労はハンパじゃない!

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 日本テレビ系バラエティー「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」(火曜夜7時)は、やたら大盛りにしたり、おかずをいくつもサービスしたがる飲食店の熱い店主が登場して人気だが、制作スタッフはオモシロい・ウマい・安い店探し、店主に密着、大盛り料理撮影、低予算と苦労はハンパじゃない。

「スタッフは20人ほどで、店探しはホームページや投稿などであたりを付け、ディレクターが1日5軒くらい回って実際に食べて、本当に大盛りか激安かなどをチェックして決めます。でも、放送までいけるのは100軒当たって1軒ぐらいです」と、番組を制作している中京テレビの関係者は明かす。

 撮影に入ってからも、店主らにいつも通りに仕事をしてもらうため、あえてインタビューのような質問はせず、カメラワークも客の目線で撮る。細かい打ち合わせも演出もないので、ときに店が忙しくなって番組スタッフが手伝っても、それも店の大変さとして放送する。取材交渉をそのまま流したこともあった。芸人やタレントが有名店を訪れて、「うま~い」「やわらか~い」を連発するだけの旅グルメ番組と違い、「ウソっぽくない」のが人気なのだ。ただ、仰天料理が見せどころのひとつなので、そこだけは料理映像が得意のベテランカメラマンが担当しているという。

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